

Mr.カラーや水性ホビーカラーといった、模型塗料の大定番を送り出しているメーカー、GSIクレオス。そのクレオスが発売している高性能金属ヤスリシリーズが「匠之鑢」です。このシリーズに、新たに「極 ブラックブレード」というなかなかに中2魂ほとばしるヤスリが加わりました。何やら、めちゃくちゃ切れ味が良くなったみたいです。早速使ってみます!

最先端の表面処理である電解研磨技術によって、刃がより鋭利で表面もきれいに仕上げられています。また化学研磨することにより刃の色が黒くなるそうです。これがブラックブレードの由来となっています。

ヤスリを見ていると、側面にも刃がありました。狭い面を削るとき、ピンポイントディテールを削るときなどに使用できそうです。

あえて大きめに残してカットしたゲート(プラスチックの枠とプラモのパーツを繋いでいる部分)を削ってみて、切れ味をチェックします。

ゲート部分に、ピタッとヤスリを密着させます。この時点ですでに「ぐっ」と刃がパーツをキャッチしてくれている感覚が指にしっかり伝わってきます。前方に押し出すように、一方向に動かしてゲートを削っていきます。

ほんの5回ほどであれだけ大きなゲートが削れました。しかもこの削り跡のきれいなこと。金属ヤスリで削った表面は、ギザギザになってそうなイメージを持つかもしれませんが、このブラックブレードは目の細かいヤスリで削ったかのようなきれいな面になります。しかも切れ味が良いので、紙ヤスリよりも圧倒的に早く削れます。刃の種類は「中目」と言われて、面を整える作業よりも削り出しに向いたものです。それでもここまできれいに削り出せます。

ニッパーでパーツを抉ってしまった箇所も、少ない回数できれいに整えられます。

ヤスリをピッタリとパーツに当てます。2回ほど前方に押してみましょう。

整いました! この切れ味は、本当に癖になります。ヤスリの傷よりも、僕の指紋の方が目立つくらいです。

このヤスリを立てて、角を当てるようにすれば、カンナがけのような削り方も可能です。パーティングライン(金型と金型の間に入ったプラスチックが薄い線のように成型されたもの)もあっという間に除去できますね!

びっくりしたのが、削りカスが簡単にサラサラと落ちること。表面整形の美しい刃なので、削りカスも引っかかることなく、サラサラと落ちるんですね。
脅威の切れ味で、短時間で整形できて、お掃除も楽々。GSIクレオスの新たな金属ヤスリ「極 ブラックブレード」は、1本手元にあると間違いなく模型製作が快適になります。ぜひ迷わずゲットしてください!