

「ヒートガン」があるだけで、水性ホビーカラーの塗装が最高に快適になって、より綺麗に塗れるようになります。しっかりと塗料が乾いている状態って本当に大事なんだと改めて気付かされます。

ヒートガンはドライヤーよりも強力! 当てすぎるとプラが変形するので、1箇所に長時間ヒートガンを当てるのではなく、ドライヤーで乾かすのと同じように、全体に満遍なく風を当てるようにします。それだけで、ほんの数秒で塗料が乾きます。速乾のラッカー塗料ならマジで一瞬。5分ほど乾燥がかかる水性ホビーカラーも数秒で乾きます。指で触っても問題なしです。

僕が購入したのは強弱のスイッチがあるタイプ。強は350℃、弱は200℃の熱風が出ます。数字だけ聞くとやばすぎ!! って思うかもしれませんが、本当にドライヤーを使う感覚でいけます。発射口もしっかりとガードパーツが付いていますので、安心してください。でも使用後はノズル付近を触らないようにしましょうね。

最も恩恵を受けるのが筆塗り。しっかり乾かせる環境ができると、より薄い塗料でも攻めていける精神状態になれます。薄い塗料を塗って乾かして〜ってやっていると、待っている時間がモヤモヤタイムになり、つい触ってしまったりしてしまいます。しかし、ヒートガンがあれば一気に乾かせるので、リズム良く塗っていけます。

下地がガンガン透けているくらい薄く塗った水性ホビーカラーのダークシーグレー。このくらいならもう一瞬で乾きます。全体に10秒くらい当てれば乾いてしまいます。

塗料が完全に乾いていれば塗膜ももちろん強くなります。そのため、この上から重ね塗りすると下の塗料を抉ったりすることも減り、より綺麗に塗り上げられます。

2回塗りした状態。薄い塗料を重ねているので厚さもあまりありません。完全乾燥した塗料が下地としてもしっかりと生きているので、薄い塗料を2回塗っただけでも色がちゃんと発色します。

乾いたダークシーグレーの上から水性ガンダムカラーのガンダムホワイトを塗って、イギリス軍機の下面色であるシーグレーを表現しました。ダークシーグレーがしっかりと乾いているので、上塗りしたガンダムホワイトと溶け合うことが無く、綺麗に透けてくれます。これもヒートガンの完全乾燥による恩恵なのです。筆や塗料の希釈も筆塗では大事ですが、「しっかり塗料を乾かす」というのも同じくらい大事です。ぜひヒートガンをゲットして、楽しい塗装ライフをお送りください!