瞬間接着剤の硬化促進に無臭で狙い撃ち/タミヤのハケ塗りタイプ硬化促進剤を使うべし!

 瞬間接着剤と言っても本当に瞬間的に接着されるわけではないので、モデラーはスプレータイプの硬化促進剤を使いがちです。プシュッとひと吹きで本当に一瞬で硬化するから便利なのですが、いらぬところまでびちょびちょになってプラスチックが溶けたり塗装面が荒れたりすることもしばしば。あと手に入りやすいものはわりと臭いが強めのものが多いのです。

 どっこい、タミヤからはこんな小さな瓶に入ったハケ塗りタイプの硬化促進剤が売られています。そういや使ったことないな、ということで買ってみました。お手並み拝見!

 パッケージ裏の説明書をちゃんと読む大人になりました。なるほど、片方に瞬間接着剤、もう片方に硬化促進剤を塗ってから貼るのね。そして塗る量はマジでほんの少しで良い、と。

 さて、キューベルワーゲンのサスペンションは超変なカタチをしています。こういう細くてグラグラしそうなパーツを普通のプラモ用接着剤で貼ると、乾くまで角度がビシッと決まらずイライラしそうです。速攻で所定の角度に固めて机の上にコンと置きたいじゃないですか。ちなみに、タイヤとホイールの塗り分けは裏面でほとんど見えないのでかなり適当です。私のプラモはだいたいこんなノリです。

▲まずはサスペンション側のノリシロに硬化促進剤を。キャップに付いた刷毛でちょい塗りします。
▲ホイールの穴には瞬間接着剤を少々。大量に流すとなかなか固まらないぞ!

 笑っちゃうくらいマッハで硬化しました。これは素晴らしい。もちろん「瞬間接着剤で貼ってからスプレー」のほうが手早くキレイに仕上がる局面もあるのですが、この刷毛塗りタイプは予めどこを貼りたいかが明確でハメ合わせもある程度明確なときに超有効だと感じます。それからスプレータイプでありがちな「パーツが白くなっちゃった」というのも比較的回避しやすいはずです。

 成分はアルコール系なので臭いはほとんどなし(鼻を近づけるとほんの少しだけアルコールっぽい香りがするくらいです)。さらにプラスチックや塗膜も侵しづらいのがよろしいです。上の写真はわざと塗装面に硬化促進剤をたっぷり塗ってみた図ですが、ほんの少しダメージを受けるだけで済みました。しかも刷毛塗りタイプは少量しか使わないのでコスパもGOOD。無臭モデリングで接着も最高速で済ませたいアナタ、タミヤの硬化促進剤を手に入れるのが正解ですよ!

<a href="/author/kalapattar/">からぱた</a>/nippper.com 編集長
からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。