nippperの記事を読んでいたら自分もプラモデルが作りたくなり、久しぶりにウォーターラインシリーズのプラモデルを買いました。巡洋艦を作ったことがないのでタミヤの最上を買ってみました。
休日の午後、夕飯までの時間でササッと組み立て、サァ塗装だという段階になりましたが、塗装のことを何も考えず組み立ててしまったので、今から塗り分けるのも厄介です。
そこで、「金属っぽい色をブワーっと塗ったら金属製の艦船模型っぽくならないかなぁ」と思いました。ウォーターラインシリーズが生まれたのは、タミヤの会長が海外で高価な金属製の艦船模型を見て、これが気軽に手に入らないかと思ったのがきっかけだった、というエピソードを「田宮模型の仕事」で読んだことがある気がします。
タミヤの缶スプレーのチタンゴールドを吹いてみました。
チタンゴールド一色を吹いただけで意外としっとりした金属の質感になり、金属製の艦船模型っぽくなってめちゃくちゃカッコよくなりました。
金属製の模型に着想を得たウォーターラインシリーズの模型を、金属製の模型に似せるという倒錯したことを試してみましたが、昼下がりの半日で完結する楽しみ方としては非常にアリなんじゃないかと思いました。
黒いテーブルマットに置いて写真を撮って遊んでいたら夜戦でレーダーが欲しくなる理由が分かりました。灯火管制されたらなんも見えん!
■タミヤ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.341 日本海軍 航空巡洋艦 最上 プラモデル 31341
1991年生まれ。山口県の小さな漁港出身。大きな港に就職し大きな船を見ているうちに船の模型が作りたくなり、フルスクラッチも始めた普通の会社員。