
机がとにかく狭い! パソコン机のわずかなスペースでプラモを作っているものですから、パーツに塗料ビンに工具類に……と散らかしていくとすぐにご覧の惨状です。特に大変なのが説明書。プラモづくりはこの薄い冊子と幾度も顔を突き合わせながら進むわけですが、この狭小卓上にはA4判、いや組立時には見開きでA3判相当にもなる冊子を優雅にめくり進められるスペースなんてないのです。仕方なく膝の上に置いたり、工具類の下敷きになったり……なんてことでやり過ごしてきました。

これを解決すべく連れてきたのが「譜面台」。オーケストラやブラスバンドのみなさんが楽譜を立てかけて、演奏中に手元でめくったりするスタンド、あれです。これなら床から直に説明書を生やすことができますから、机上を占領しないって算段ですね。楽器関係アイテムだけにさぞかし高級なのかと思いこんでいたら、このくらい簡易なタイプは1,500円ほどで手に入れられるのでした。知らなかった……。

展開状態だと、このくらいのサイズ感。台自体の幅が50cmほどあるので、A4冊子をどんどんめくっていくタイプの説明書(エデュアルドやエアフィックスなど!)が余裕でカバー可能です。楽譜もA4判が基本みたいなので、ここは当然の領域ということで安心ですね。いつでも手元でめくり放題なので、「ページ上に乗っかった工具やパーツをいちいちどかさなくてもいいんだ!」と感激です。
さらに、台自体の幅をはみ出してもよければ、ハセガワやタミヤの1:48製品のような折り畳まれタイプの説明書も広げ置きして総覧できます。全体の工程をいつでも見渡せると、作業の流れがつながって見えて気持ちいいですね。譜面を乗せるアゴ部分は2.5cmほどの奥行きがあるうえ、台には傾斜がつけられるので、想像以上にしっかり乗っけることができますよ。本来の用途に近い姿だとは思いますが、プラモ専用品ではありませんから、使用の際は各自で安全をよく確かめてくださいね。

そんなわけで、机の上がだいぶすっきりしました。説明書はわたしが座るイスのすぐ左、床から立つ譜面台の上に置いてあり、ちょうど手元にくる高さに調節してあります。ご覧のとおり、塗り分けやデカール貼り位置の見極めにも見やすくていい感じです。

思えば、われわれにとっての説明書って、楽譜みたいなものですよね。運転手さんならダイヤ表、船乗りなら海図かしら……。そう考えると、プラモの説明書にも、このくらい立派な居場所を作ってあげて正解なのかもしれません。というわけで定位置ができて説明書も嬉しそう。それからそうそう、これがあれば、いつ楽器を始めたくなっても安心ですしね。