

模型雑誌月刊ホビージャパンで大活躍する人気モデラー・セイラマスオが好んで塗っている淡いカラーを混色無しで楽しめちゃう「水性ホビーカラーHJ」(以下水性マスオカラー)の魅力を、僕の大好きなマシーネンクリーガーのプラモに塗ってご紹介していく連載。今回は、「プロトタイプオレンジ」をご紹介します。水性ホビーカラーの中でも鬼門だったオレンジが、この塗料1本で突破できます。超マストバイです。

プロトタイプオレンジ。その名前から想像すると航空機の試作機などに塗られるオレンジを思い浮かべます。水性ホビーカラーの中でも、オレンジは本当に発色しにくい色のひとつで僕も困っていました。しかし! 今回登場したプロトタイプオレンジはそんな悩みを解決してくれる1本となったのです。

色味もちょうど良いオレンジ。赤により過ぎず、黄色にもより過ぎていない。ニュートラルな位置にあるオレンジという印象です。

実際にプラパーツに直接塗ってみます。1度塗りですでに黄色のようなオレンジが発色! 通常ラインナップの水性ホビーカラーではこうは行きません。この状態で一旦乾燥させて、再度塗り重ねます。

2度塗りからだいぶオレンジに近くなってきます。3回ほど塗れば塗料本来の色味になるでしょう。プロトタイプオレンジは、黄色を塗る際の下地色としても良いです。プロトタイプオレンジを塗ってから、同シリーズのマスタードイエローを塗り重ねすると、陰影ある良い黄色になりますよ。

オキサイドレッドサーフェイサーを塗装した「ドーリー」(PLAMAXファルケのランナーから作れます)にプロトタイプオレンジを塗ってみます。サーフェイサーによって塗料の食いつきも良くなっているので、ひと塗り目からしっかりとオレンジに発色! さらに下地のオキサイドレッドが透けて、より赤みの強いオレンジになります。

全体を2周ほど塗った状態。2度塗りでこれだけオレンジが発色します。オレンジには何度も泣かされてきた経験があるので、本当にこの色はありがたいです。ロボットだけでなく、飛行機、車、建機などさまざまな模型と親和性があるプロトタイプオレンジ。超おすすめなので、ぜひゲットしてください。