
AKリアルカラーマーカー、dspiaeやArrtxといったアクリルマーカーにドハマリして、毎日いろんな人に「スゴいから試してみ?」と言って回っています。そして私もいろんなプラモを片っ端から塗りたい。とくにArrtxの120色セットは色数が豊富であれこれ試したい。しかし巨大な欠点がひとつあり、キャップとインクの色がぜんぜん違うのです。明るさはおろか、色相すら違う。これは普通に困ります。ちゃんとしてくれ。

そもそもこのマーカーのシステムはいったいどうなっているんだということでArrtxのサイトをつらつら眺めていると「カラーチャート」というリンクがあり、そこにセットごとの色番号が入った白いワクがたくさん配置されていることに気が付きました。キャップの色とインクの色が違うのなら自分で実際に紙を塗ってそれを直接参照せい、ということなのでしょう。早速ダウンロードして印刷じゃ。

コピー用紙にアクリルマーカーをじゃぶじゃぶ塗るとけっこう波打つのでオススメはA3のマットで厚口の上質紙に印刷することです。自宅にA3対応のプリンタがない場合は手差し対応のコピー機にデータを食わせるのが良いでしょう。A4だと塗る面積が小さくてイマイチだけど、まあ見えればいいんですよ色が。

カラーチャートを作る、と言っても印刷された番号のマスに同じ番号のペンでサクサク塗るだけ。しかし120色塗っているこの時間そのものがけっこう楽しい。イッパツでベタッと発色する色もあればちょっとムラが気になる色もある。普段使っている模型用塗料と同じで一見隠蔽力が高そうな色がそうでもなかったり、思わぬ淡色がものすごくキレイに発色したり、顔料ごとにかなりクセがあることに気が付きます。これは自分で塗らないとそのふるまいがわからない。さらに塗ったばかりのウェットな状態と乾燥してマットになった状態で色味がかなり変わります。

スコープドッグを塗るならどの色かな〜と探して色の組み合わせを探るのも面白いし、そこに影色を入れるならただ暗い色ではなく青方向に色相をずらしたいとか、ハイライトを入れるなら明るい色でもちょっと黄色方向に色相をずらしたいとか、かなり直感的に色を選べるようになります。グレートーンやスキントーンもかなり微妙な違いをキレイにラインナップしているので、これを一覧できるのもすばらしい。自分の好きなチームを作るための下ごしらえとして、非常にアナログな方法ではありますが、カラーチャートの威力は絶大なのです。