
瞬間接着剤はその名前の通り、素早く強固にパーツを接着します。いっぽう接着時に謎のじらーっとした霧状の白化が起きることがあり、塗装後のパーツやとくにクリアーパーツとは相性が悪いという面もありました。さりとてパーツを素早く固定したい、パーツが浮いてしまうところをギュッと留めたいというときは瞬間接着剤に頼りたいのも実情です。そんなときに有効なのがこのMr.ジャスト低白化なのです。

このMr.ジャスト瞬間接着剤の低白化はパッケージにもあるとおり低速で接着する代わりに白化を抑えるという特性をもっています。とはいえその速度は速い通常の接着剤(セメントSP)よりは速く硬化します。あくまで瞬間接着剤の中でも低速、というだけで、じゅうぶんに速いのです。粘度は通常の接着剤並みのトロトロ感で、瞬間接着剤的にははみ出ない程度の少量でしっかりくっつきます。

いわゆる瞬間接着剤用ノズルも使えるので、今回はそれで塗布をコントロールしました。瞬間接着剤がくっつかない素材のグルーアプリケーターとも相性がよいでしょう。

浮きがちなパーツの端にノズルから塗って、指でギュッ。ゆっくりな接着剤はテープて固定するのもよいですが、こちらあくまで瞬間接着剤。少し待っていればガッチリ固定できます。

さらにクリアーパーツを重ねます。接着面積が狭いときでも、手早くガッチリ接着させたい時に瞬間接着剤があると助かります。

クリアーパーツに接着剤を盛って貼り付けても、通常の接着剤のように乾燥しています。とはいえ”低”白化なので、接着面自体は白くなることがあります。これは断面を先に塗っておくことなどで対応できそう。

霧のような白化がほとんどないので、塗装後のパーツ接着にも使いやすいです。もちろんはみ出しは厳禁ですよ。

瞬間接着剤の評価軸というと、硬化前の粘度、硬化の速度、そして硬化後の強度などが挙げられます。しかし今回の低白化はクリアーパーツをはじめ、塗装後のパーツなど白化されると困る部分が貼れるというところ、そしてほどほどの速度なので落ち着いて作業できるという瞬間接着剤らしからぬ部分も評価できるでしょう。とても便利なので、ぜひ使ってください。