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プラモデルのクリアーパーツに革命的なアロンアルフア/白化なし、作業性ヨシの「光」がヤバい!

 光を名乗れるのはヨード卵と宇多田、そこにアロンアルフアが加わりました。光を当てると硬化する瞬間接着剤です。何がスゴイって専用ライトを当てるまでは硬化しません。当てると10秒くらいでバチッと硬化します。そして白化しません。白化(接着した箇所の周りが白く曇ること)は瞬間接着剤の蒸気が空気中の水分と反応してかたまり、周囲に霧状にへばりつくことで起こるのですが、専用ライトで強制的に硬化することでこれを防止できます。最初に言っておきますが、これはUVレジンではありません。れっきとしたシアノアクリレート系の”接着剤”です!

 透明パーツってヤバいですよね。どうやって貼るの?普通のプラモデル用接着剤だと汚す可能性が高いし、水性の接着剤だと乾燥時間がかなり長くてヤキモキするし、瞬間接着剤で貼ると白く濁って台無しに。そんなとき、光ですよ。光。

 接着剤そのものの粘度はやや低く、キャップを開けると先端からたらーっと垂れてくる感じ。ノズルの先端もやや太いのでめっちゃ細かい作業をしたいときは適当な透明パッケージの切れ端や紙パレットの上に出してから先端の尖った棒などで掬って塗布したほうが作業性が良さそうです。

 付属の専用ライトは可視光青色LEDで、公式サイトには「本商品はUVや白色光ではなく青色光に最もよく硬化反応します。UVや白色ライトでも硬化はしますが、硬化時間が遅くなるため、付属ライトをご使用ください」と書いてあります(専用ライトが「専用」である理由だ!)。これを接着箇所に照射すると数秒で対象物が固定され、10秒ほどで完全硬化します。ちなみにこれはUVレジンのように「光にのみ反応して固まる材質」ではなく、ちゃんと空気中の水分と反応しながら硬化する接着剤なので市販の瞬間接着剤用硬化促進スプレーも使えますし、ライトを照射せずとも数時間放っておけば硬化します。

 透明パーツ同士の接着をしたところ、白化はまったくありません(写真はコントラストを強調しているので接着剤の層がやや白く見えますが、肉眼では最初からドアと窓が一体でしたと言われてもわからない程度にはキレイにくっついています!)。

 光を照射するまでは硬化がほぼ始まらないので、パーツをビタッと置くまで心の余裕があるのが最高。所定の位置にパーツを合わせてから専用ライトを当てれば硬化開始。「瞬間接着剤なのに、自分の意思で『固まる瞬間』を決められる!」というのが魔法みたいです。

 光で硬化するメリットはもうひとつ、たとえばこんなふうにクリアーパーツ越しにライトを当てられます。接着面がパーツの裏側でもOKってすごいな〜。飛行機のキャノピーや自動車の窓など活躍の場所は無限大。接着剤そのもののあり方に革命的な進化をもたらすアロンアルフア光、ぜひともみなさんお手元にひとつご用意ください。これはマジですごいぞ!

からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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