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どう掴んでも絶対に弾かない、プラモデル作りに最高のピンセット「はじピン」レビュー!

 名は体を表す。わかりやすい名はそれだけでいいですね。プラモデルの工具でいうと「けずる刃」とか「ザ・指ほうき」とかが名体力(なたいちから)が強い。
 そんな名体力界隈にさっそうと殴り込み、アネックスツールの「はじかないピンセット」です。


 先日静岡で行われたタミヤフェアにて、12月に一般販売される予定のものを先行販売中でした。試用してみてちょっと驚いたので即購入。ピンセット、何本持ってますか。気が付けば増えてきますね。一番よく使う肉厚のがっしりしたやつ、デカールとかシール貼るとき用の平らなやつ、スポンジやすり掴んだりする逆作用のやつ。しかしピンセットを何本もっていようと、結局のところ、どれを使っても細かいパーツは吹っ飛んでいくわけです。助けて。

 ビーズとかで使う粘着質の鉛筆みたいな商品もありますが、なんとなくしっくりこない。挟みたい。挟んでグッと力をいれて安心したい(グッと飛んでいくパーツ)。そんな僕の目の前に現れた「はじかないピンセット」これはもう口で語るより使ってみなければ伝わらないんですけど、せめて写真で伝わりますかどうか。
 まずはBB弾。ご理解いただけますか。直径のところでなく曲面を捉えています。どういうこと?

 飛ばしやすい筆頭の細かいパーツも挟んでみます。虫ピンの先っぽもこんなに上手に。今まで何度吹っ飛ばしたことか。

 最後にメタルのボールでも掴んでみましょうか。なんとびっくり2個同時。もちろん接着なんてしてないですよ。がっちり固定されるのでこんな芸当も可能です。

 掴んだものをはじかない秘密は力のいれやすい形状とか、先端の合い具合もありますが、なによりピンセットさきっぽの滑り止め加工。ピンセットには滑り止め加工されたものは多々ありますが、多くは横一線に刻んだギザギザ。滑りにくいを謳うもので網の目状のワッフルのようなパターンが多いでしょうか。
 比してはじかないピンセットはこちら。ぐぐっと寄ってみましょう、この加工が見えますか。タコの吸盤のようななんともいえない形の加工。これがはじかないピンセットをはじかないピンセットたらしめている滑り止めです。

 「はじかないピンセット」とはまさに名の通りで、本当にはじかないことを目的として作られています。定価で3,600円は正直ピンセットとしては高価だとは思いますが、思い返していただきたい。今までつまんで吹っ飛ばしたパーツを探した時間。出てこなくて部品請求した費用。諦めてパテやプラバンで新造した労力。それらがなくなると思えば充分モトが取れるピンセットです。
 正直なところ、使ってみなくちゃわからない。使い心地が万人受けするかもわからない。ただ、はじかない、そのことだけは、私と名前が保証します。

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