「戦車の故郷」の ヴィンテージクラシックスで乾杯! エアフィックス Mark1 戦車

▲戦車に描かれたHMLSの文字はHis Majesty’s Landshipの略。「国王陛下の地上艇」なんですね! このキットはさまざまな種類がある菱形戦車のMark.1の雌になります。雌は機銃を装備したタイプ、雄は大砲です。大砲なんです

 模型の故郷・英国の老舗メーカー「エアフィックス」がお届けする名作劇場。それが「ヴィンテージクラシックス」です。箱は現在のフォーマットですが、箱を開ければタイムスリップができるプラモ界のタイムマシーンとも言えるシリーズです。

 そんな中には第一次世界大戦に登場した英国が産んだ世界初の菱形戦車もラインナップ! 戦車発祥の国・英国のエアフィックスが送り出していたプラモはどんなものだったのでしょうか? ワクワクドキドキ。

▲英国でかいアニキと並んでもこの大きさ!菱形戦車はまじでモンスターだよ
▲1/76スケールで完成すると手のひらサイズ。と言うかこの模型の塊感、やばいぞ……

 組んでびっくり! これまで微笑みをもって迎え入れていたヴィンテージクラシックスでしたが、「すんごいプラモに出会ってしまった」と感動。1967年にこの模型は誕生し、雌型の機銃パーツがついて2009年に発売。その時に現在のパッケージイラストを用いたものになり、さらに2019年にヴィンテージクラシックスに仲間入りしました。さすが自国の誇り。素晴らしいプラモをご堪能ください。

▲1967年の簡易ランナーのようなパーツと2009年に追加された雌型のランナーが共存。履帯はペロペロだぞ!大好き!
▲エアフィックスの説明書にある「?」は選択式ですよ〜の記号です。「どっち?」って感じですね
▲新規のパーツ。ヴィンテージキットの中にすっと入っているジェントル。流石に形状もリベットも綺麗〜
▲しかし! 1967年生まれのヴィンテージパーツもすごいぞ。各部のディテールもくっきり! 菱形戦車の特徴もバッチリ掴んでいます

ちょっと古い模型ってパーツの合いが悪かったり、接着面積が少なかったりしてきちんと固定するのが難しかったりしますよね。そんな時にすんごい力技で行ける接着剤がこのGSIクレオスの流し込み接着剤「Mr.セメントSP[スーパーパワー]」です。これがあればもう怖いもんなし! 速乾燥&強力な接着をお約束します。

▲俺にかかればヴィンテージもクラシックスも履きこなせるぜ〜。ワイルドだろ〜
▲ほら、接着面積が少ない天板もぴし〜だぜ〜。ワイルドだろ〜
▲ちょっと蓋の筆がばらけてるけど気にしない。ワイルドだろ〜
▲かっちり接着。まるでカットモデル。ワイルドだろ〜
▲反対側を同じように接着して完成! 超かっこいいじゃん

 簡単な箱組みの連続です。パタンパタンと合わせていくと圧倒今に菱形戦車が爆誕します。履帯はプラ用接着剤が効かない素材なので、熱したドライバーなどでやる「焼き止め」という工程が推奨されていますが、瞬間接着剤&硬化スプレーの力技で全く問題なしでした。

 何よりこの緑の成型色が最高なんです。それに履帯色のグレーが入るから、もう組み立てるだけで完成。ヴィンテージな刺身が味わえるんですよ。本当に楽しい1時間を過ごさせていただきました。ありがとうエアフィックス! 今日は最高の気分で英国のIPAで乾杯!!

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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。